工場・製造業の働き方は、昼間に働く「日勤」と夜中に働く「夜勤」に大きく分けられます。今回は日勤と夜勤のメリット・デメリットを5つの視点で比較してみました。日勤と夜勤のどちらが自分に向いているか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
生活リズム
日勤と夜勤では、生活リズムが大きく異なります。
明るいうちに活動し、暗い時間に休息を取るのが、人間の一般的な生活リズムです。朝起きて夕方まで働く日勤のほうが、規則正しく、健康的なリズムを保ちやすいといえます。
夜に働く夜勤の場合、周囲の人たちが活動している昼間が就寝時間です。一般的な生活リズムに逆らうことになりますので、うまく適応できないと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。もともと夜型の方はあまり苦にならないかもしれませんが、夜勤で働く場合はしっかりと体調管理を行いましょう。
収入面
夜勤の勤務時間は深夜帯が基本になります。労働基準法では、22時から翌朝5時の間に勤務すると、賃金が25%割り増しになると規定されています。日勤で時給1,000円の場合、夜勤では1,250円です。収入面を重視している人にとっては、夜勤の割増賃金は見逃せないメリットといえるでしょう。
日勤の場合、収入アップを目指すなら残業手当などで稼ぐしかありません。残業によって収入は増えるものの、労働時間も長くなります。そもそも残業がなければ手当も発生しない点には留意が必要です。
家族や友人との予定
仕事で忙しい毎日を過ごしていると、家族や友人と過ごすひとときも大切にしたいと思うもの。日勤には周囲の人たちと予定を合わせやすいメリットがあります。
夜勤の場合、昼間に活動している家族や友人と生活パターンが異なるため、休日や日中の予定を合わせにくくなるのがデメリットです。同居している家族がいる場合は、すれ違いの生活になってしまうかもしれません。なかなか予定が合わないことはストレスにつながる可能性もあるため、家族の理解や協力も必要になるでしょう。
通勤ラッシュ
夜勤の場合、朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅ラッシュとは無縁です。電車や車の混雑を避けて通勤できます。日勤の場合は通勤・帰宅ラッシュのせいで仕事の前後に疲れを感じる人も多いですが、夜勤ではこうしたストレスを感じることはありません。
職場での対人関係
日勤は一般的な働き方ですので、夜勤に比べて勤務している人の数が多い傾向にあります。工場・製造業の場合は集中して作業を行うことが多く、仕事中の対人関係はあまり気にならないかもしれませんが、日勤であれば休み時間などに仕事仲間とコミュニケーションを取る機会も増えるでしょう。一緒に働く仲間は多いほうがいいと考えているなら、日勤が向いています。
逆に、比較的人員が少ない環境の中で黙々と仕事をこなしたいと考えているなら、夜勤の働き方が心地よいと感じるはずです。
まとめ
日勤と夜勤にはそれぞれメリットとデメリットがあります。どちらの働き方がいいか迷ったときは、時間や収入など「自分にとって何が重要か」を考えてみましょう。夜勤は向き・不向きもあり、万人に勧められる働き方ではありませんが、体力に自信があり、高収入を狙いたいなら挑戦してみてはいかがでしょうか。
千葉県・茨城県・埼玉県で工場・製造業の仕事探しをするなら、アシストジャパンの求人情報をぜひチェックしてみてください。資格不要で未経験からスタートできる求人がたくさんあります。日勤と夜勤の交替制勤務の求人もあれば、日勤のみの求人もありますよ。