
夏休みが近づいてくると、働く親にとって大きな悩みのひとつが「お昼ご飯問題」。
学校がある間は給食に助けられていたけれど、長期休み中は毎日子どもの昼食をどうするか頭を抱える人も多いのではないでしょうか。
しかも、仕事がある日は自分のお昼もままならないのに、子どもの分までしっかり用意するなんて無理…。そんな声もよく聞きます。
この記事では、働く保護者が無理なく乗り切るための「夏休みのお昼ご飯対策」について、実用的なアイデアをご紹介します。頑張りすぎなくても、子どもも親も満足できる方法、見つけていきましょう。
忙しい親を救う!お昼ご飯の基本スタイル
まず大事なのは、「毎日しっかり作らなくてもいい」と自分に許可を出すこと。手を抜いてOK、便利なものに頼ってOKです。ここでは、特に共働き家庭や在宅ワーク中の方にもおすすめの3つのスタイルをご紹介します。
①冷凍ご飯+おかずセット方式
週末や時間があるときにご飯を多めに炊いて冷凍しておくと、お昼の準備がぐっと楽になります。冷凍のおかずや作り置きを組み合わせて「チンするだけ」で完結。
例)冷凍ご飯+冷凍から揚げ+カット野菜+インスタント味噌汁
→お皿にのせれば立派なランチに!
②麺・パン類で簡単アレンジ
そうめん・焼きそば・うどん・食パンなどはアレンジしやすく、子どもウケも◎。
焼きそばには冷凍野菜を使えば包丁いらず。ピザトーストは子どもと一緒に作っても楽しいメニューです。
具なしうどんでも、めんつゆや卵・ねぎがあれば立派な一食になります。
③市販品&冷凍食品フル活用型
最近の冷凍食品やレトルトは驚くほどおいしく進化しています。冷凍チャーハンやパスタ、レトルトカレーなどをストックしておくだけで安心。栄養バランスが気になるときは、冷凍ブロッコリーやミニトマトを添えましょう。
また、「ワンプレートランチ」や「どんぶり形式」にすると洗い物が減り、片づけがスムーズに。時間と気力を節約できる工夫です。
子どもも一緒に楽しめる!ラクして育む“食の自立”
子どものお昼ご飯を「親が全部やる」から、「子どもも一緒に関わる」にシフトすると、グッと気持ちが楽になります。
特に夏休みは、日常よりも時間に余裕がある分、“食育のチャンス”とも言えます。
・年齢別・関わり方のヒント
①小学生低学年の場合
一緒におにぎりを作る/スーパーで好きな具材を選ばせるなど、楽しみながら関わる時間を。
②小学生高学年〜中学生
自分でレンジを使って温める/メニューを考えてみる/冷凍食品を組み合わせるなど、「自分で準備する力」を少しずつ伸ばす機会に。
・自主性を育てるアイデア
「1週間のメニュー表」を一緒に作ってみる。(シールやイラストで楽しく)
兄弟姉妹で「お昼係」を交代制にしてゲーム感覚で任せてみる。
市販品を「自分で選ぶ」「盛りつける」だけでも達成感が生まれる。
食べることは、生きることです。
親が全てをやるのではなく、少しずつ自分のことを自分でできるように促すことも、夏休みならではの学びになります。
・手抜き=悪ではない!
「ラクして楽しく」がこの夏の合言葉。完璧を目指すよりも、「まあいいか」と笑える気持ちの余裕こそが、夏休みを乗り切る最大の秘訣です。
また、余裕があるからこそ子どもと向き合えることにもつながり、親自身の体調管理にもつながることを忘れないでください。
アシストジャパンで家庭事情と両立できる仕事も探せます!
育児などの家庭事情は、皆さんによっても違います。
アシストジャパンでは、家から近い職場や残業がない仕事・扶養内や労働時間が短めの仕事など、希望に応じて紹介することも可能です。
まずは、あなたの希望を聞かせてください。スタッフ一同精一杯対応せていただきます!