年間総旅客数がおよそ3300万人、国際線・国内線を合わせた航空機発着回数は20万回を超える（2023年１月～12月）世界有数の国際空港である成田国際空港。

まさに日本の玄関である成田空港で働きたいと考えている人も多いでしょう。

2023年10月時点、成田空港で働く人はおよそ3.6万人、将来的にはその２倍の人材が必要になると言われています。

では、成田空港で働くにはどうすればいいのでしょうか？

まずはどんな仕事があるのかを知ること。今回は、成田空港や空港を支えている仕事について紹介します。

自分ならどんな形で働くことができるのか、ぜひ参考にしてください。

成田空港／空港を支援する仕事ってどんなもの？

施設利用者が安全・快適に利用できるために働くサービス系、空港自体やネットワーク・システムの保守管理などの技術系、そのほか事務職や貨物に関わる仕事など、さまざまな業務があります。

サービス系

直接お客様に接して安全・快適に空港を利用できるようにさまざまなサービスを提供する仕事です。

対面での接客・サポート

空港が運営するラウンジの受付業務、航空会社のカウンターでのチェックイン業務など直接お客様に接する業務です。

ターミナル内にあるサポートセンターや到着・出発エリアにあるご案内カウンターで問い合わせ対応から車イス・ベビーカーの貸出まで、さまざまなお客様のサポートを行います。

免税店／ショップ／飲食店

空港内にある免税店、ブランドショップ、飲食店などの販売員やスタッフとしての業務。

販売だけでなく、仕入れや店舗開発なども含まれます。

空港旅客サービス

海外旅行保険、外貨両替、携帯やWi-Fiなどのレンタル、ホテル予約やバス乗車券販売など、空港を利用するお客様が必要になるであろう、さまざまなサービスを提供します。

技術系

空港が快適・安全に利用できるのは、施設や設備などの保守・整備が常に行われているからです。お客様の目に触れることはなくても、重要な業務が数多くあります。

ターミナルビル・滑走路・関連施設や設備、情報通信インフラなどの点検・保守管理業務

ターミナルビルや滑走路などの基幹施設の保守・保全や貨物ターミナルビルの改修、ショップ、レストラン、オフィスなどの内装工事など空港全体のメンテナンス業務を行います。

また電光掲示板などのインフォメーションサービスや空港内の設備保守、webコンテンツ、システムや通信サービスなどの開発・運用・保守保全管理も技術系スタッフが担います。

空港内の危機管理およびセーフティーサポート

空港内の安全や危機管理も重要。

警備や消防・防災に関わる業務、保安検査に関わる航空保安業務、安全な航空機運航のための危険を取り除く管理業務なども空港の仕事です。

その他屋外系

フォークリフトなどを使って貨物や手荷物を運んだり、機内清掃や離発着にともなう航空機の誘導、扉の開閉など屋外や滑走路上での業務もあります。

事務系

輸出入に関わる書類などを作成し、それにともなう航空会社とのやり取りなども行います。

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