派遣登録後、希望の条件の仕事が見つかると、就業前に派遣先企業との面談(顔合わせ)をすることがほとんどです。
実際に働く職場を確認できるのは良いのですが、面談となると緊張する人もいるのではないでしょうか。
派遣先企業に歓迎されて就業するにはどういった観点を押さえて面談に臨めばいいのか解説します。
派遣面談とは
派遣社員として働く場合、雇用契約は派遣会社と結ぶため、派遣先企業とは面接ではなく面談(顔合わせ)をすることになります。
この際、派遣会社の担当者、派遣先企業の担当者との3者での面談になることがほとんどです。
慣れない場で緊張するかもしれませんが、面談が無事に成功し、就業できるように派遣会社の担当者がフォローするので安心です。
「派遣先企業との面談」と聞くと、就職や転職の際の「面接」を想像して、その企業で働きたい理由をうまく伝えられないと不採用になると思う人がいるかもしれません。
しかし、派遣の場合は「面談」であること、その企業できちんと働けそうか自分が判断する場でもあることを忘れないでください。
なお、派遣先企業が派遣社員を面接することは法律で禁止されています。
面談で押さえておくべきポイント
①よく聞かれる質問への回答を準備しておく
派遣先との面談で、必ずというほどよく聞かれる質問は以下の通りです。
・自己紹介
・今までの職歴
・今回の仕事に関連するスキルや資格
・就業条件の確認(すり合わせ)
いずれの質問にも簡潔にわかりやすく回答できるように準備しておきましょう。
面談の際は、派遣会社が作成したスキルシートを元に話をします。
職歴やスキルなど、すべての経歴を詳細に説明するのではなく、今回の仕事に関連する話を重点的にするなどメリハリをつけ、アピールしたい内容を伝えると良いでしょう。
②疑問や確認事項は面談前に派遣会社の担当者に確認しておく
仕事内容や勤務地、勤務時間、契約期間、時給、残業の有無など、諸々の条件の合意が前提の面談です。
少しでも気になる点があったら事前に派遣会社の担当者に確認しておくと、多くの疑問は解決できるでしょう。
また、残業時間で「少々」「10時間以内」などとある場合、毎日少しずつ残業になるのか、特定の曜日なのか、月初や月末など特定の時期なのか、確認しておいたほうが良いでしょう。
基本的に条件や待遇については派遣会社と派遣先企業が話し合います。
面談で派遣先企業に直接交渉するのではなく、派遣会社に問い合わせましょう。
また、派遣先企業が求めている人材、重視していることなどを聞いておくと、職歴やスキルを説明する際、効果的にアピールできるでしょう。
③派遣先企業への質問を複数準備しておく
基本の質問など、ひと通りのやりとりが終わると「何か聞いておきたいことはありませんか?」など、質問を促されます。
この際、ひとつも聞くことがないと、意欲的ではない、消極的だと思われてしまいます。
また、準備していた質問の内容が先のやりとりで説明されてしまう場合もあります。
説明済みのことを質問したのでは話を聞いていなかったと思われても仕方がありません。
どんな場合でも対処できるよう、派遣先企業に対する質問は複数用意しておいたほうが良いでしょう。
また、企業のホームページに載っているような基本的なことや待遇面など、聞かないほうが良い質問もあります。
心配な場合は、派遣会社の担当者に、面談の際に派遣先企業に聞こうと思っていることを伝えておくと安心です。
派遣で働くならアシストジャパン
就業先企業との面談に向けて押さえておくべき点はわかったでしょうか。
面談後、双方が合意することで就業が決定します。
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