工場や製造・物流現場などで働く際に重宝される資格の代表格と言えば、フォークリフトです。実際、フォークリフトの資格を持っている方が工場などで資格を生かして働くケースも多く、取得を考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、フォークリフト以外にも、工場や物流で持っておくと役立つ資格はいくつかあるため、リスキリングやキャリアアップを考えている方は視野を広げてみるといいかもしれません。
今回は、製造や物流現場で役に立ちそうな資格をいくつか紹介します。
倉庫内作業で役立ちそうな資格は?
まずは、倉庫内作業で役立ちそうな資格を紹介します。
倉庫管理主任者
倉庫管理主任者は、物流倉庫の運用で必須となる役割です。
倉庫業法という法律の改正に伴って設けられた資格で、倉庫業の営業には倉庫管理主任者の選任と、定められた業務を課すことが義務付けられています。倉庫管理主任の主な業務内容は「倉庫の運営・管理、火災や労災の未然防止」など。実務経験があれば有資格者以外が担当することもできます。
民間資格ではありますが、倉庫管理主任者を選定するための要件の1つとして設けられていることを考えると、物流倉庫の現場では有資格者が必要だと言えるでしょう。
資格取得は、実務経験がない方も講習修了で倉庫管理主任者の資格を取得することができるため、挑戦しやすいのではないでしょうか。
物流倉庫で3年以上の実務経験を積んでいる方は、講習を受講する必要はありません。
運行管理者(貨物)
運行管理者は5種類あり、そのうちの貨物が主に「物流倉庫を支えるドライバー」を管理する資格となります。運行管理者制度で、車両数に応じて運行管理者を配置することが義務付けられています。物流倉庫の管理・マネジメントの面で有資格者が必要となる国家資格です。運転手の過労などによる事故の発生を防ぐため、勤務時間や休憩施設の保守管理、ドライバーの健康状態チェックなど、運行者の監督がメインとなります。
「運行管理の実務経験が5年以上、講習(基礎含む)が5回以上」という条件を満たせば、書類の提出だけで運行管理者資格者証を取得できます。
しかし、大半の場合は運行管理者試験センターで行われる「運行管理者試験」を受験することになります。
包装管理士
包装管理士は物流倉庫で求められる技術のなかでも、さまざまな場面で役立つ資格の1つです。物流業界では商品に傷が入らないよう丁寧な梱包技術が求められていますが、できる限り低コストで傷をつけることなく商品を運搬するためにも、梱包作業は非常に大切な技術になります。
包装管理士は民間資格で、認定する機関は日本包装技術協会。国家資格ではないため、公的な証明にはなりませんが、資格を取得するだけでも評価は高まります。受験者は高校卒業以上の基礎学力を持った22歳以上が対象ですが、受験タイミングは年に1度しかないため、注意が必要です。
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