首都圏というと、東京や神奈川、埼玉などが挙げられることが多い反面、千葉や茨城に住みながら東京などへ通勤している方も珍しくありません。
何となく、千葉や茨城は首都圏から仲間外れにされがちな一面があることは否めませんが、魅力はたくさんあります。今回は、あらためて千葉や茨城の魅力について考えてみましょう。

都内やさいたま市・横浜へ通勤している場合千葉や茨城のどこに住んでいる？

千葉や茨城が首都圏のベットタウンと呼ばれるだけあって、都内やさいたま市・横浜方面へ通勤する方も多く住むエリアとなっています。では、具体的にどのあたりに住んでいるのでしょうか。もちろん、通勤する場所にもよるためあくまでも大まかな居住地となります。

千葉県柏市・松戸市

まず挙げられるのが、柏市や松戸市です。メリットとしては、東京駅や上野駅へのアクセスが良く、乗り換えなしで通勤できる路線が多いことが挙げられます。また、住宅地が多く、比較的家賃が抑えられるのも魅力です。大型商業施設や学校も充実していて、生活しやすいことも挙げられるでしょう。
デメリットは、ラッシュ時の混雑が激しく、東京への通勤時間が1時間以上かかる場合もあるため、エリアの選択には注意が必要かもしれません。

千葉県市川市・浦安市

市川市や浦安市も人気があります。メリットは、東京駅や新宿駅へのアクセスが良く、通勤時間が比較的短いことです。特に海浜幕張駅周辺には、大型商業施設やオフィスビルが集積しており、仕事と生活のバランスを取りやすいのも利点と言えるでしょう。
デメリットは、地価が高く、家賃も高めになります。特に海沿いの地域は、台風などの自然災害のリスクが高いのも難点です。地震による液状化などが心配される地域となっています。

茨城県つくば市・土浦市

茨城県に居を構える方も珍しくありません。メリットは、つくばエクスプレスを利用すれば、秋葉原駅まで約45分でアクセス可能なこと。土浦市も、水戸線や常磐線を利用できるため、路線の選択肢が多くなります。自然豊かで、広々とした住宅地が多いのも特徴です。また、大学や研究機関が集積しており、落ち着いた雰囲気も魅力でしょう。
デメリットは、やはり東京中心部までの距離が長く、通勤時間がかかることです。大型商業施設が少ないため、買い物に不便を感じることも…。ただ、近年は開発が進んでいるので数年後は状況が好転する可能性があります。

千葉や茨城も場所によっては魅力満載！今住むならおすすめはどこ？

千葉県や茨城県で自然豊かで公共交通機関が発達し、かつ地価がリーズナブルなエリアは、いくつか候補が考えられます。以下に3つのエリアを解説します。

千葉県成田市

成田市は、成田国際空港があることで知られていますが、空港周辺だけでなく、市の中心部から少し離れた地域には、自然豊かな住宅地が広がっています。成田線や京成成田線が通っており、東京へのアクセスも比較的良好です。また、近年はアウトレットモールや商業施設も充実し、生活環境も改善されています。成田山新勝寺など歴史的な観光スポットもあり、落ち着いた雰囲気の中で暮らすことができます。

茨城県つくばみらい市

つくばみらい市は、つくばエクスプレスの駅があり、東京へのアクセスが非常に便利です。市の中心部には、大型商業施設や病院などが揃っており、生活に必要なものが揃っています。一方で、市の中心部から少し離れると、緑豊かな住宅地が広がっており、自然を満喫しながら暮らすことができます。つくばエクスプレス沿線は、近年開発が進んでいるため、新しい住宅も多く、比較的新しい街並みで暮らすことができます。

茨城県かすみがうら市

霞ヶ浦に面したかすみがうら市は、自然豊かな環境が魅力です。霞ヶ浦湖畔にはサイクリングロードが整備されており、水辺でのレジャーを楽しむことができます。JR常磐線と関東鉄道常総線が通っており、東京へのアクセスも可能です。
市の中心部には、大型商業施設や病院などが揃っており、生活に不便はありません。また、霞ヶ浦周辺には、別荘地も多く、静かで落ち着いた環境で暮らすことができます。

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