
最近、扶養の壁の上限を引き上げる等の議論が盛んになってきました。
特に、政治的な事情などで今後改正が加えられる可能性は大いにあり、注目している方も多いのではないでしょうか。
扶養の範囲内で働いている方にも事情があるとは思いますが、将来的なことを考えると扶養の壁を超えて働く方が有利であることは事実です。
新年度は、扶養範囲からぬけだして働くにはいいタイミング。今回は、新年度に見直したい働き方について解説します。
新年度に扶養範囲から抜けて働くメリット3つ
新年度に扶養範囲から抜けて働くことは、ライフスタイルや経済状況に大きな変化をもたらす可能性があります。そのメリットを3つご紹介します。
社会保険の加入と将来への備え
扶養から外れることで、健康保険や年金などの社会保険に加入することになります。これは、病気やケガをした際の医療費負担が軽減されるだけでなく、老後の生活を安定させるための年金積立が始まることを意味します。
特に、年金は将来の生活設計において重要な要素であり、早い段階から加入することで、より充実した老後を送るための基盤を築くことができます。
キャリアアップやスキルアップの機会
扶養の範囲内では、収入や労働時間などが制限されることが多く、自分の能力を最大限に発揮できないケースも少なくありません。扶養から外れることで、より多くの仕事に挑戦し、キャリアアップやスキルアップの機会を得ることができます。新しい仕事に挑戦することで、自己成長を実感できたり、新たな人間関係を築いたりすることも可能です。
経済的な自立と自信
扶養から外れて働くことは、経済的な自立へと繋がる第一歩です。
自分の力で収入を得ることで、経済的な自信がつき、生活に対する満足度も高まる可能性があります。また、収入が増えることで、やりたいことや欲しいものを手に入れることができるようになり、生活の質が向上するかもしれません。
新年度に扶養範囲から抜けて働いた人の声
では、実際に新年度を機に扶養範囲から抜けて働いた方はどのように感じているのでしょうか。当事者の声を集めました。
キャリアアップを目指して
結婚して子どももいるので、ずっと家庭を優先してきたのですが、この度、子どもから手が離れてきたこともあり、自分のやりたいことをもう一度始めてみようと思いました。
以前から興味のあった分野の仕事に挑戦するため、思い切って扶養から抜け出し、新しい一歩を踏み出すことにしたのです。
扶養を抜けて働くのは不安もありましたが、社会とのつながりを再確認でき、毎日が充実しています。
生活費の足しにするために
物価の高騰もあり、家計が苦しくなってきて、このままではいけないと感じました。
パートで働いていたのですが、もう少し収入を増やしたいと思い、家族と相談して思い切って扶養の範囲から出てフルタイムで働くことにしたのです。
正直、体力的にはきつい部分もありますが、家族のために頑張っています。
体力的なきつさは、時間の経過とともに軽減されてきたので、慣れでカバーできると感じる毎日です。
社会保険に加入したかったから
これまで扶養で働いていましたが、老後のことを考えると、やはり社会保険に加入しておきたいという思いが強くなりました。
特に、病気やケガをした際の保障や、年金の受取金額も考えると、将来への不安が少し解消されたように感じています。今はまだ慣れないことも多いですが、長い目で見て、この決断は間違っていなかったと思っています。
アシストジャパンなら家庭事情などに配慮した職場も紹介可能です!
扶養を抜けて働くのは、勇気も体力もいることは間違いありません。
しかし、物価が上昇し、今後の生活を豊かに送りたいと考えた時、扶養内で働き続けるのは逆にリスクとなる時代が来ているのも事実です。
柔軟にチャンスととらえ、新たな働き方をスタートしてみてもいいのではないでしょうか。
アシストジャパンには、豊富な案件があるため、あなたの希望や不安を払しょくすることもできます。ぜひ一度相談してみてくださいね。