工場・製造業派遣で働くまでの流れを、2回にわたって解説しています。前編ではお仕事紹介までのプロセスと、重要なステップとなる「派遣の登録面談」について紹介しました。
お仕事紹介のあと、求人によっては紹介先の「工場見学(顔合わせ)」を行うことがあります。後編では、工場見学でのチェックポイントや参加する際の心構えをまとめました。ぜひ参考にしてください。
工場見学(顔合わせ)のメリット
工場や製造業で働くのがはじめての場合、いろいろとわからないことだらけ。工場見学では職場の雰囲気を実際に見て、知ることができるので、就業前の不安を解消する絶好の機会になりますよ。
当日は採用担当者と会えますので、気になることがあれば直接質問できるのもメリットのひとつ。同じ職場で働くことになる人たちの様子を見ながら、工場・製造業で働く自分をイメージしてみましょう。
工場見学でチェックすべきポイント
工場見学は職場の雰囲気を知ることだけが目的ではありません。紹介時の求人情報と相違がないかや、はじめて工場・製造業で働くにあたって何か問題となる点はないかなど、気になる点をもれなくチェックしておきましょう!
◆作業環境
これから働く場所の環境を知ることは、仕事を決める上でとても重要なことです。ほかの業種から転職する場合、工場に入ること自体がはじめてという人もいるでしょう。
特殊な環境である上に、扱う製品によっては工場内の温度が低かったり、特有のにおいや音がしていたりなど、見学をしてみないとわからないことがたくさんあります。仕事を続けやすい環境かどうかを確認しましょう。機械や道具などを使用する仕事の場合は、安全性が確保されているかも要チェックです。
◆業務内容
事前に説明されていた業務内容と違いがないかや、そもそも自分のスキルや体力で問題なくできる業務内容なのかも、しっかりと確認しておきましょう。
◆職場の雰囲気
一緒に働く社員やスタッフの様子を見ることで、雰囲気がよくわかります。可能なら、食堂や休憩場所も見学させてもらえるといいですね。
◆通勤ルート
これから通うことになるかもしれない場所なので、工場見学の際にはルートや所要時間を確認しておいてください。車や自転車での通勤を予定している場合は、駐車・駐輪スペースも見せてもらいましょう。
工場見学に参加する際の心構え
自分にとっての目的は就業予定先の見学ですが、採用担当者にとっては、これから一緒に働くことになる方の人柄ややる気を確認する機会と考えています。ただ見て回っているだけか、それとも積極的に知りたいと思って見ているのかは、伝わるものです。
資料やホームページなどで、訪問する工場(会社)について事前に予習しておくのがオススメ。チェックポイントや当日聞いておきたいことは、あらかじめメモして持っておきましょう。
当日は採用担当者だけでなく、今後上司や同僚になる人に会うかもしれません。明るく元気に、清潔感のある身だしなみで参加してください。工場によってはメイクやヘアスタイルの制限や、アクセサリーを禁止しているところもあります。就業前ではありますが、髪が長い場合はまとめておき、メイクやアクセサリーも控えめにしておくのが無難です。
登録面談の際と同じく、遅刻は厳禁です。現地集合の場合は、事前にアクセスの確認もしておきましょう。
工場見学を終えたあと
「工場見学=就業決定」というわけではありません。お仕事をはじめるためには必ず、本人と派遣会社が互いに合意したもとで雇用契約を結ぶことになります。工場見学をしてみてミスマッチと感じる点や不安に感じることが出てきたら、派遣会社の担当コーディネーターに遠慮なく相談してください。
お仕事をすることが決まったら、各種書類の手続きへと進みます。就業開始日を迎えると、いよいよ工場見学をした職場への通勤が始まります。頑張ってくださいね!
アシストジャパンでは千葉県・茨城県を中心に、工場・製造業派遣のお仕事を多数ご紹介しています。未経験からできるお仕事もたくさんありますよ。工場や製造業への転職をお考えなら、まずはお気軽に登録面談の予約からはじめてみませんか。