工場や物流の現場で欠かせないフォークリフトの仕事。重たい荷物を動かすのは大変そうに見えますが、実は年齢・性別を問わず活躍できます。必要とされる場所が多いのも魅力のひとつです。
今回はフォークリフトの仕事の魅力に迫るとともに、大変な点もあわせてご紹介します。「フォークリフトの仕事って実際どうなの?」と思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
フォークリフトの仕事の魅力
まずはフォークリフトの仕事の魅力から見ていきましょう。
◆需要があり、求人が充実している
フォークリフトの仕事は工場や物流倉庫をはじめ、林業や建設業、鉄工所などの現場で幅広く需要があります。都市部だけでなく地方でも常に多くの求人がありますので、その分仕事を得るチャンスと選択肢が広がるのは魅力的ですね。
◆長く働ける
フォークリフトの運転に腕力は必要ありません。体力面に不安のある中高年の方や、女性の方でも活躍できます。
フォークリフトの操作方法は、メーカーが変わっても基本は同じです。一度フォークリフトの操作技術を身につければ、転職した場合でも、引き続きこれまでの経験を活かして働けます。熟練工になれば、現場で引く手あまたでしょう。
◆未経験でも挑戦できる
フォークリフトの仕事には経験と資格が必須というイメージをお持ちかもしれませんが、未経験からスタートできる求人も多いです。未経験者を積極的に採用し、入社後に資格取得を支援している会社もあります。やる気次第で一から技術を身につけていけるので、転職で新しい仕事に挑戦したい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
◆収入アップの可能性がある
フォークリフトの免許・資格があれば、派遣でも高めの時給・給与を見込める場合が多いです。フォークリフトの操作は日々経験を積めるので、仕事をしながらより高い技術を身につけることが可能。自身の成長に伴い評価が上がれば収入アップが期待でき、やりがいにもつながります。
フォークリフトの仕事の大変な点
魅力の多いフォークリフトの仕事ですが、一方で重量物を動かすことで生じる大変さもあります。
◆事故や危険性
フォークリフトの仕事では1トン以上の重量物を扱うことがあり、操作を誤れば重大な事故につながります。
厚生労働省の「令和3年労働災害統計」によると、フォークリフトによる労働災害は1年間に全国で2,028件発生。事故の型別では、「はさまれ・巻き込まれ(701件)」「激突され(525件)」「墜落・転落(271件)」の順に多くなっています。死亡に至ったケースも21件報告がありました。
ほかにも荷物を落とす、設備に激突する、フォークリフトが横転するといった事故が発生しています。常に緊張感を持って仕事に取り組まなくてはいけないのは、もっとも大変な点といえるでしょう。
◆腰や腕への負担
長い時間、座った状態または立った状態でハンドル操作をすることになるフォークリフトの仕事。同じ体勢で、同じような作業を繰り返し行う場合が多いため、腰や腕へ過度な負担がかかる場合も多いです。
◆作業環境が厳しいことも
フォークリフトを屋外で扱う場合、当然、夏は暑くて冬は寒いという環境の中で長時間仕事をすることになります。屋内であっても、扱う商品によっては温度管理のため、暑さ・寒さの中で作業を行う場合があります。
操作中は自由に動けないため、腕や腰への負担と同様に「つらい」と感じるかもしれません。
フォークリフトの仕事を始めるならアシストジャパンで
フォークリフトの仕事には大変な点もありますが、それを上回るやりがいと魅力があります。これからフォークリフトの仕事に挑戦してみたい方は、仕事内容や資格について詳しく知ることから始めてみましょう。過去のブログ記事でもご紹介していますので、参考にしてくださいね。
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