工場・製造業派遣では、よく「軽作業」の求人募集があります。軽作業とひと口に言っても、仕事内容はさまざまです。「軽」とついていることから、なんとなく「誰にでも簡単にできそう」「楽そう」と思われがちな軽作業ですが、そのイメージだけで始めると「自分に合わない」と後悔するかもしれません。
今回は工場や倉庫における代表的な軽作業を4つ取り上げて、解説します。それぞれの仕事内容や特徴を理解して、自分に合う軽作業を見つけるヒントにしてください。
そもそも「軽作業」とは何か
軽作業とは、比較的簡単で覚えやすい作業のことを指します。特別なスキルがなくても始めやすく、未経験でも応募できることがほとんどです。
ただ、仕事内容は多岐にわたり、企業や工場によって異なります。重いものを扱う仕事や動き回って体力が必要な仕事を「軽作業」としている現場もあります。求人応募にあたっては、事前に仕事内容をよく確認しておきましょう。
工場や倉庫における主な軽作業
工場や倉庫では、実際にどのような軽作業を行っているのでしょうか。以下で代表的な軽作業を4つご紹介します。それぞれの仕事内容や特徴を見て、やってみたい仕事かどうか、自分に向いていそうな仕事かどうかを、ぜひチェックしてみてくださいね。
1:検品
製造現場では、使用する部品やできあがった製品に対して、必ず検品作業を実施します。製品を出荷する前には、不良品がないか、異物が混入していないかなどを、マニュアルに沿って確認。不良品を発見したら、速やかに取り除きます。
検品はベルトコンベアを使った流れ作業となっており、複数人で作業にあたります。品質を保持する上で非常に重要な作業ですが、難しくはありません。1日中モクモクと検品を行うことになるため、集中力と根気に自信がある人に向いています。
2:梱包
製品を出荷する際には緩衝材や包装紙、段ボール箱等を使って、梱包を行います。単に包めばよいというわけではなく、搬送中に製品が破損しないよう、丁寧かつ正確に梱包する必要があります。とくに繊細な品物を扱う際には注意が必要です。
未経験からのスタートでも、要領をつかめば数をこなせるようになります。とはいえ、出荷の時間が迫ってくるとひたすら梱包作業が続くため、大変です。梱包作業にもやはり集中力が必要なほか、軽作業とはいえ、ある程度の体力を使います。
3:仕分け
工場や倉庫に届いた荷物を指定の通りに分類していくことを、一般的に「仕分け」作業と呼んでいます。工場内での作業や発送などの工程をスムーズに行う上で、欠かせない仕事のひとつです。
仕分け作業は人の手で行う場合もあれば、機械やシステムを導入して自動で行う場合もあります。時には大きい荷物や重量のある品物を仕分けすることがあるため、ある程度の体力が必要な場合もあります。加えて、常に正確な作業を要求されるため、集中力や判断力が必要です。
4:ピッキング
ピッキングとは、工場や倉庫内で、リストや指示書を確認しながら必要な品物を集める作業のことです。作業自体は単純なものの、基本的には立ち仕事のため、動き回ることが多くなります。体力に自信がある人、じっとしているより動き回っているほうが好きな人に合う仕事と言えるでしょう。
高い位置にある品物のピッキングは、ハシゴを使う場合もあれば、フォークリフトを操作して行うこともあります。
工場・倉庫の軽作業デビューはアシストジャパンで!
軽作業の最大の魅力は、何と言っても未経験から始めやすいところ。転職をキッカケに工場や倉庫の仕事に初挑戦したい人には、オススメできる仕事と言えます。
ただし、案外体力が必要な仕事も多いため、不安な場合は応募の際にしっかり作業内容を確認するようにしましょう。あらゆる業種の工場や倉庫で常に求人がありますので、きっと自分に合う軽作業を見つけられるはずです。
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