工場や物流拠点の倉庫などでは欠かせない、ピッキングのお仕事。求人数が多く、未経験歓迎の求人もたくさんあります。今回はピッキングの仕事内容やオススメポイント、向いている人の特徴を解説。新しいお仕事を探している方は、ぜひ参考にしてみてください!
工場や倉庫で、必要なものを探して集める仕事
ピッキングは簡単にいうと、工場や倉庫などに保管されている商品の中から、指示された商品を必要な個数分だけ探してそろえる仕事です。紙の指示書を用いて、またはハンディターミナルという機械でバーコードを読み取ることで、正確かつスピーディーに商品を用意することが求められます。
ピッキングには大きく2種類のやり方があります。シングルピッキング(摘み取り方式)とトータルピッキング(種まき方式)です。
シングルピッキングは、基本的に個人作業です。自分で工場や倉庫内を動き回り、ひとつの指示書に記載された商品をすべて自分で収集します。
対してトータルピッキングは、複数の配送先について必要な商品を分担して集め、送り先ごとに分類する方式です。複数人のチームで工場や倉庫内のエリアを分担して受け持つので、シングルピッキングに比べて動き回る頻度は減ります。
単に「ピッキング」と書かれている場合はシングルピッキングを指すことが多いものの、職場によっては両者を組み合わせて採用しているケースもあります。
スキルや知識がなくても大丈夫!適度な運動で健康効果◎
ピッキングの仕事で最初にやらなければいけないのは、工場や倉庫内で、どこにどんなものが置かれているかを覚えること。大変に感じるかもしれませんが、毎日同じような作業をするので、すぐに覚えられます。また、結局は働きながら覚えるしかないので、事前の知識やスキルで差がつくことはほとんどありません。
つまり、ピッキングは未経験からでも始めやすい仕事と言えるのです。
デスクワークと違って、ピッキングはある程度身体を動かす仕事なので、働いているだけで体力を維持できます。ただし、運動量や運ぶものの重量は、職場によって大きく異なります。がっつり力仕事を避けたい方は、扱う商品をよく選ぶようにしましょう。
残業が発生しにくい点も大きなメリットです。シフトによって、働く時間はある程度決まっています。自分の作業がキリのいい所まで終わったら、交代の人に引き継ぐ形で、スムーズに退勤できる職場が多いです。
個人作業かチームか、自分にあった職場を選ぼう
上記で説明した通り、ピッキングの仕事は個人作業の場合(シングルピッキング)と、チームでやる場合(トータルピッキング)とがあります。
個人作業の場合は1人で作業するため、コミュニケーションを煩わしく感じる方にはオススメです。その代わり、自分のミスには誰も気づいてくれないので、より集中力と責任感をもって取り組む必要があります。
チームでの仕事の場合は扱う商品の数が多くなりがちです。ミスを起こさないために、お互いにしっかり確認しあって、チームワークをもって取り組むことが重要です。
どちらがより自分に向いているかを考え、求人選びで基準のひとつにしてみるとよいでしょう。
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